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今年もいよいよ始まりました。


ここ数年の開幕はカタールでの夜間開催が多かったのですが、今年はタイからスタート。

注目選手はたくさん居るのですが、やはり何と言っても要チェックなのは、

トラックハウス(アプリリア)の小椋藍選手！
昨年のMoto2(中量級)のチャンピオンです。

何と予選は５番手！
これだけでも凄いのですが、決勝前日のスプリントレース(決勝の半分の距離)では４位に入って周囲も本人もビックリ！

そして決勝レースがスタート！


今年からドゥカティワークスのマルク・マルケス選手がレースをリード。
２番手にはグレシーニ・レーシング(ドゥカティサテライト)のアレックス・マルケス選手。
マルク・マルケスの弟です。
３番手にはドゥカティワークスのバニャイア選手。

注目の小椋藍選手は５番手辺りを走行。


レース中盤でマルク・マルケス選手が弟のアレックス・マルケス選手を先に行かせます。

MotoGPをよく観る人しか分からないのですが、タイヤの空気圧の調整のために、ワザと順位を落としたそうです。

残り３周になると、


お兄ちゃんが弟をパス！

そしてレースはお兄ちゃんのマルク・マルケス選手が優勝！

２位には弟のアレックス・マルケス選手が入り、最高峰クラスで兄弟でのワンツーは史上初！

後ろ姿の左がマルク・マルケス選手、右がアレックス・マルケス選手。
中央のこちら向きなのが、お父さんのフリアさん。

そして小椋藍選手は、デビューレースで５位入賞！！！

ピットクルーも大歓迎でした(⁠^⁠^⁠)

デビューレースでここまで上位に入ったのは、６度の世界王者、マルク・マルケス選手以来のようです。

今年の小椋藍選手から目が離せませんね！